ナッシュビル宣言の解説

第9条

私たちは、罪が性欲をゆがめ、人を結婚の契約から遠ざけて性的不道徳に向かわせること、またこのゆがみには異性愛と同性愛の不道徳の両方が含まれることに同意する。

私たちは、性的不道徳に向かわせる欲求が永続的なパターンで押し寄せてくるのであれば、性的に不道徳な行動をとったとしても正当化されるという考えを否定する。

解説

創世記の3章に記録されている人類の罪への堕落は、私たち人間の全ての側面に影響を及ぼしました。その影響は、私たちの精神、感情、理性、意志、そして私たちの性欲にも及んでいます。歪んだ性欲には明確なパターンがあります。それは、神が定め、祝福する、真の愛に基づく結婚の範囲内での性欲の満たしから、結婚外でのあらゆる性欲の表現への流れです。異性愛であれ、同性愛であれ、神の計画外の性行為は罪なのです。

 でもある人々は次のことを主張します。「確かに結婚している人が不倫を犯したり、同性愛的性行為を犯せば、それはその人が神によって創造された自然なパターンから外れているので、『歪んだ性欲』と言えるでしょう。しかし例えば、生まれた時から同性愛的性欲を持ち、そのような性欲しか体験したことがない人でしたら、その状態は『歪んだ性欲』ではなく、神がその人に与えた性の自然なあり方と考える必要があるのではないでしょうか。」

 しかし、それは聖書が教えている事実ではありません。性欲の歪みは、まれな、あるいは異常な時にだけ現れるものではなく、私たちが持って生まれ、そして一生涯続く罪の性質に根源があります。そのため、永続的に表される性質であったとしても、その行為が神の性に関する戒めと異なれば、それは罪です。その性欲の性質は、神の計画された性からすると罪によって歪んだ性質と考えなければなりません。